岩手へ・2
実家からリュウを連れ出し、姉の家へ立ち寄り、出発したのが11時前。
最寄のICから東北自動車道へ乗り、走ること30分余いつもの休憩所「長者ヶ原SA」でオシッコ休憩です。

このSAには散歩をさせるのに丁度良いちょっとした広場があるので、旅行犬たちの休憩所としてとても重宝されています。
売店の前では、リュウを見た人の「オオカミみたい」とか「キツネ…?」とかお決まりの囁きやらつぶやきが聞かれました。
ハイハイ、どうとでも言って。┐( ̄ヘ ̄)┌
仙台から盛岡までは約200kmの道のり。
高速を降りる前にもう一度オシッコ休憩&人間の昼食に紫波SAで下車し、その後は一路、目的地である「ナヤ・コート」へ・・・
2時過ぎに到着すると、早速受付を済ませてドッグランへGo!
心配された雨が落ちてくることはありませんでしたが、なにせ天気が悪いのでドッグランは貸切状態でした♪
マリンはこの通り!

リュウはせっかくのドッグランもあまり有り難味がないようで、すっかり寛いじゃってます。(^△^;

マリンが「遊ぼうよー」と誘いに来てもおかまいなし。
そこへやってきたのがボーダーコリーの男の子。
マリンはすっかり彼の金魚のフン状態です。

しっかりと彼のフリスビーの練習をジャマしてしまいました。ゴメンなさい~~
さて、お次は12万坪と言われる敷地内をカートでお散歩することに。

実際にカートが走れる範囲は敷地の半分くらいで、あとは獣道のような遊歩道があちらこちらへ伸びています。
この遊歩道を全部制覇するには1日じゃ足りないかも?
紅葉の頃、若葉の頃はどんなにかきれいだろうな~

途中、歩きつかれてカートに乗るリュウ。
カートで一周した後は、この夏新設されたというプールへ。
リュウは喜び勇んで入って行ったものの、いつものように“いい湯だな”状態。

沢から汲んでいるらしい水は結構冷たく、リュウはすぐに上がってきたのですが、マリンはその後の悲劇(詳しくはこちらを)も知らず、一人いつまでも水と戯れていました・・・
さて、時刻は4時を過ぎ、遊びつかれた我々もチェックインすることに。
他の宿泊者は小型犬ばかりのようです。
我々は宿泊棟1Fの入り口から3番目の部屋。7畳半+3畳の和室でした。
壁の腰より下の部分がぐるりと防水壁紙になっています。
建物の築年数はかなり経っているものの、お掃除は行き届いているし、洗面所には犬たちの汚れ物入れも設置されています。
もとが会社の保養所だったこともあり、全室バス・トイレ付きというわけにはいきませんが、“気軽に犬と泊まれる”という点では申し分ありません。
持参したラグマット、防水マット、防水シートなどを床に敷き詰め、マリンのサークル、リュウのカドラー、食器などを設置。
お泊り経験は私の実家で一度しかないマリンが建物の中に入るのを嫌がり、一時はどうなることかと思いましたが、部屋に入って食事を取らせると、徐々に寛いだ様子になりホッと一安心。
同じ宿に部屋が取れなかった姉たちも、安心して自分たちの宿へ向かいました。
リュウはまるで対照的で、あたかも自分の家に帰るがごとく当たり前のように部屋へ入り、すぐさま寛ぎ始めました。
リュウもお泊り経験はまだ3度目なので、決して旅なれているわけではないのですが、年をとると細かいことが気にならなくなるのでしょうね。とにかく早く休みたい一心だったようです。(^_^;

私がこの宿で一番感激したのは、宿泊棟の廊下。
フカフカのクッションフロアなのです。
廊下を歩く足音はほとんど聞こえません。
わんこたちの耳には響くのでしょうけれど(隣の隣のミニチュアダックスは私たちが夜中に歩くたびに吠えてました)、私が一番心配だったリュウの夜鳴きは全くありませんでした。
疲れて熟睡していたのと、耳が遠くなっているせいもあるかもしれませんが、外からの雑音に悩まされることがなかったのは本当に有り難いことでした。
もうひとつ心配だった食事中の留守番(食堂もワンコ立ち入りOKですがリュウたちは疲れていたので寝せておいた)も、リュウはマリンが一緒だったせいもあるのか、大人しく過ごせていたようです。
この後、夜中にマリンの下痢事件が繰り広げられるわけですが(詳しくはこちらを)、リュウは一度目の騒ぎでは全く目を覚ましませんでした。
しかし二度目の騒ぎで起き出したリュウの呼吸がおかしいのです。
呼吸困難というほどのものではありませんが、普通の呼吸ができていません。
ごく稀に夜中にそんな呼吸をすることがあってもすぐに治ります。このときはなかなか治まらず、リュウも当惑したように歩きまわります。
疲れすぎて、心臓に負担がかかったか?・・・と焦りましたが、これといった薬があるわけでもなく、ただリュウを落ち着かせて様子をみるしか方法がありません。
5分くらいして、やっと呼吸が落ち着きました。
すると今度は「外へ連れて行け」と要求。トイレは寝る前に済ませていましたが、念のため外へ連れ出すと、案の定オシッコ。
その後は安心したようにスヤスヤと眠り始めました。
夜半から強く降り出した雨も幸い止んでくれたので、マリンを早く屋外へ解放してやりたくて朝は6時半から散歩へ。
夜中3回にわたる下痢でよくよく眠れなかったであろうマリンは別犬のように元気になり、駆け回っています。私たちも(´▽`) ホッ

↑これはホテルへのエントランス。犬のオブジェがところどころに飾ってあります。
食事、部屋の後片付けを済ませ、姉一家がマリンを迎えにくるのを待ってチェックアウト。
再び雨が強くなってきたため、どこかで遊ぶというわけにもいかず、盛岡市内で姉一家とは散開しました。
我々は半日かけて、のんびりと国道を帰ってきました。

途中、休憩した石鳥谷の道の駅で。
大型犬ブリーダー飼育放棄?
各種支援・一時預かりを募集しています。
http://ark-angels.com/rescue.html
レスキューの様子は
http://arkangels.blog34.fc2.com/
レスキューの妨げになることも考慮して、犬たちの状況以外の詳しい内容は伏せられていますが、かつてないほどの被害頭数だという話です。
ということは、ブリーダーの飼養放棄と考えて間違いないと思います。
(追記:ブリーダーではなく、広島のドッグパークだそうです。頭数は580頭!)
同じような事件はこれまでも何度も耳にしました。
同じ過ちを何度も何度も繰り返す人間はバカとしかいいようがありません。
恐らくこのバカにとっては、犬は単なる金儲けの道具でしかないのでしょう。
大型犬ブームが去って経営が立ち行かなくなった。
ハナから犬を「生き物」として見ていない経営者は、不必要になった道具は捨ててしまえばいい、と、その程度の考えしか持ち合わせていないのでしょう。
こんなバカに犬に触れる権利があっていいのでしょうか?
ペットブームってなんなんでしょう?
なんで大切な命を預かることが「ブーム」になんてなり得るんでしょう?
ブームに乗って簡単に流行の犬種を買おうとする客がいるから、こんなバカが生まれてくるといっても間違いはないのではないのでしょうか?
ブームを煽るかのようなマスコミも含め、この現状をもっと見つめなおすべきじゃないでしょうか。
本当に恥ずべき文化です。
毎日のように保健所に持ち込まれて死んでいく「飼えなくなった犬猫」「いらなくなった(!)犬猫」「迷子になっても探してもらえない犬猫」たちを救い出し、寝る間を惜しんで世話をされているボランティアの方々が大勢います。
年老いて、余命いくばくもないであろう老犬にもきちんとした医療を施し、最期の最後まで手厚くケアをされている皆さんには心から頭が下がります。
そんな風に、一匹一頭の命を大変な思いをしながら地道な活動の中で救い出している方々がいる傍らで、その努力を無にしてしまうかのような今回のような事件があると、暗澹たる気持ちにならざるを得ません。
岩手へ・1
メンバーはToshi・私・リュウ・姉一家(マリン含む)。
目的地はナヤ・コート。
約5千坪のドッグランもさることながら、12万坪という敷地内を散策できるというのが私&リュウ的には最大の魅力です。
今年のお正月にみか~る一家とここでオフ会をしたときに、今度は雪のないときに来るぞ!と誓を立て、それをやっと実行に移せたわけです。
犬同室可の宿泊施設があるので、我が家と犬たちはここに、姉一家は別のペンションへと泊まることに。
マリンにはこれがドッグラン&旅行デビューだったわけですが、、、
まぁ、とにかくいろいろな出来事がありました。(ー) フフ
2日目はあいにく雨。朝、雨が止んだ隙に敷地内を散歩して、あとはどこへも寄らず、高速に乗らずにのんびりと帰ってきました。
写真がまだ手元にこないので詳しいことは後ほど。
とりあえず携帯で撮った夕食などをご覧くだされ(*^。^*)

グラスの中には湯葉

しゃぶしゃぶ。写真には写ってないけどボリューム満点!
お肉は杜仲葉を食べて育った「杜仲豚」なんだそうで。これがとっても美味しー♪
普段のしゃぶしゃぶでは断然牛肉派の私ですが、豚しゃぶがこんなに美味しいとは知らなかった・・・!
お肉以外もみんな美味しかったけれど、中でもシイタケはほんっと美味!
最後はおうどんを入れていただきました。

デザートは「塩アイス」(食べかけで失礼)。チベット?ネパール?の塩だとか。
これもまた美味しかった・・・( ̄¬ ̄*)
ダイニングルームもワンコ入室可でしたが、リュウもマリンもお疲れだったので部屋で休んでいてもらいました。(連れてきていたら間違いなくしゃぶしゃぶをねだられるし・・・・・( ̄。 ̄ )ボソ...)
リュウは一匹で部屋に残しておくといつも不安がって吠えてしまうのだけど、今回はマリンが一緒なので大丈夫でした。(途中、2回ほどドアに耳を当てて中の様子を偵察)
(つづく・・・)
どうぞ安らかに
まだ64歳、胃がん。
私は「気がつけば騎手の女房」という本が大好きだ。
著者の吉永みち子氏はTVでコメンテーターとして大活躍だが、吉永正人調教師の元夫人としても有名だ。
すでに古本屋でしか手に入らないこの本を探し出して読んだのは、吉永正人元騎手が三冠馬ミスターシービーとは切っても切れない人物であり、シービーを管理していたのが私の敬愛する松山康久調教師だからだ。
シービーの現役時代を知らない私は、本の中でもいいから、ちょっとでも当時の空気を吸ってみたかった。
この本を夢中で読み終えた頃には、私は吉永一家の大ファンになっていた。(笑)
この元夫妻とシービークイン・ミスターシービー母子との運命的なめぐり合わせにはなんともいえない感銘を受けた。
以来、吉永みち子著の本は何冊も読んでいるし、長男の護騎手を競馬場で見かけるたびに、本の中に登場するまだ幼い“護”の面影を重ねようとしてしまう。
本の中に詳細に記されているのだが、太りやすい体質の正人氏の現役時代の減量の過酷さは想像を絶するものだった。
結婚に大反対するみち子氏の母親を、言葉ではなく体を張って説得した正人氏のエピソードににもまた、薩摩男の気骨を感じた。
後にこの夫妻が離婚したと知ったときはショックを受けたが、離婚後も家族間の温かい交流は続いていると知り、心底安堵したものだった。
喪主は長男の護氏。
ある新聞の記事には、昨日になって容態が急変した正人氏が長女・次女・長男の3人に看取られて亡くなったとあった。
こんな風にまたこの家族の名前を見ようとは思わなかった。
ファンの一人として、できることなら美浦までご焼香に駆けつけたいところだが、それも叶わない。
遠くから
心より吉永正人調教師のご冥福をお祈りしたいと思う。
今頃は空の上でミスターシービーと再会できただろうか。
どうか安らかにお眠りください。
今年も大ウケ
できれば周囲には触れて欲しくない、気づいて欲しくない、気づいてもそのまま流して欲しい・・・年々そんな気持ちが募ってくる日。
おまけに毎年この時期は仕事が立て込んでいて、疲れも溜まって、ゲンナリ。って感じで迎える・・・ そんな私の誕生日。
この年になると、誕生日の楽しみはいきつけの美容室から送られてくる「お誕生月全コース20%OFF」のDMだけだ。
しかし、それがなかなか届かない。
もう、伸び放題で根元が黒々としてきた髪をすぐにでもカットしてカラーリングしたいのに、20%OFFのハガキが届かない!!
そんなジレンマを抱えつつ、夕べは重い足取りで帰宅。
夕食は私の好物・冷やし中華。
どうやら「ご飯が足りなかったから」という理由らしいのだが、理由はなんでもOK。
我が家特製の質素な冷やし中華を食べながらTVを見ていると、CMで映ったヨーグルトが無性に食べたくなる。
「ヨーグルト食べたくなってきた。あとでセブンイレブン行かない?」と誘うと、待ってましたとばかりに冷蔵庫から不二家のカップケーキ7種類アソートを取り出すToshi。
そういえば、さっき冷蔵庫を覗いたときにでかい箱が入っていた。
でも、それが自分のバースデイケーキだとは夢にも思わず。 ←それくらい気持ちがすさんでいる
思いがけないプレゼントに感謝。(-人-)
が、本番はこれからだった。
部屋に戻ってから、Toshiがおもむろに取り出したものは・・・

バルサのビデオと・・・ロペスのサイン!!
私がノドから手が出るほど欲しかったロペスのサイン!!
一時は景品のロペスのサイン(正しくはベガルタの3ブラジル人のサイン)入りユニフォーム欲しさに市のスタンプラリーに参加しようかと思ったほどだ。
Toshiがこのサインを貰ったときの話をコーフンしながら聞き、夕べは満ち足りた眠りに就いたのだった。
サンキュー!Toshi
theme : v(。・ω・。)ィェィ♪
genre : 日記