ひなたちゃん
3月29日夜、ひなたちゃんが急逝してしまいました。
当日の午後まで普通に過ごしていたそうです。
ひなたちゃんを預かって下さっていたボランティアさんの帰宅後、ひなたちゃんの異変に気付き急いで病院へ運び処置をしていただきました。
その後、マムさんの元へ戻りましたが、その日の夜には息を引き取ってしまいました。
あまりに急なことで、ただただ驚くばかりです。
心臓の弁に異常が見つかり、今後長い闘病生活を送ることを想定していましたが、あっという間に短い生涯を閉じてしまいました。
捨てられて、山の中を放浪し、多くのボランティアさんの努力でやっと保護されたと思ったら、心臓病が発覚。ひなたちゃんの激動の生涯は1年にも満たなかったのではないかと思われます。
それでも、預かりボランティアさんのさくらさん、イリアンママさんの元で心のこもったお世話をしていただき、先住犬のイリアンちゃんと仲良く楽しく、最後のその日まで元気に過ごすことができたことが大きな救いだったと思います。
(ひなたちゃんとイリアンちゃんの仲むつまじい写真をごらんください)
ひなたちゃんのご冥福を心よりお祈りいたします。
春うらら

先週は4月並の温かさと平年より寒い日が交互にやってきて、リュウの体調が心配でしたが、体調を崩したのは私とToshiの方(どっちも胃腸をやられて散々でした。)リュウは割と元気に過ごしていました。
今日は風もなく、陽射しがいっぱいのお出掛け日和。どこかへ連れていけ!とせがまれるかと思いきや、リュウにとっては絶好のお昼寝日和のようで。f(^ー^;
私はこれから研修会なのでちょうどよかった。(というのは建前。ほんとはどこかに遊びに行きたいー!)
リュウその後
その晩も母と普通に散歩をし、ゴハンをいっぱい食べ(このところ食べる量に波があるが)、夜もぐっすり寝たとのこと。
念のため、Toshiと昨日の昼頃に様子を見に行きました。
いつもなら、Toshiを見ると喜び勇んで玄関へ向かう(散歩へ行くぞ!というアピール)のですが、昨日は反応がイマイチ。
一応、ノロノロと玄関へ向かうも、私たちが様子を窺っていると「今日は行かないんだな」と判断したようで、ウッドデッキにいた私たちの方へやってきて、Toshiに甘え始めました。(私には目もくれない

さらに、私がブラシを取り出してくると、そそくさと逃げ出し、ついには濡れ縁の下に篭城。濡れ縁の下へ逃げ込むときは、体調がいまひとつで、そっとしておいて欲しいときなので、私たちも退散することにしました。(リュウが濡れ縁の下にもぐりこみ、土を掘って隠れようとするときは、心身ともに弱っているというサインのようです。本能的なものなのかな)
・・・昔はブラシを見せると自分から寄ってきて横になったものだけど、最近は妙に嫌がります。皮下脂肪が少なくなって、ブラシが当るのが苦痛だとか?優しくやってるつもりなんだけど?? ・・・
夕方、再び実家を訪れると、だいぶスッキリした表情でリュウが出てきて、散歩を要求。いつもの勢いはないものの、充電が完了したようで、足取りも軽快でした。
1時間弱ほど歩きましたが、徐々に足取りが重くなり、休憩するとまた調子よくなる、という感じ。30分程度で終わらせようと思ったのですが、リュウはもっと歩きたいらしく、途中で引き返す一幕も・・・。
散歩の後はゴハンを半分食べて、あとは熟睡です。
今は、1日1時間弱の散歩が精一杯というところでしょうか。
病院に行くほどの状態ではないので、病院行きは見送りましたが、まだしばらくは要注意で見守っていこうと思います。
ところで、リュウのToshiに対する態度と私に対する態度に明らかな「差」があるのはなぜでしょう?
元々、リュウは男の人(中年以降)が好きなのですが、たま~に顔を出し、そのときは大抵リュウを散歩やドライブに連れて行くToshiは特にお気に入りのようです。
それにしても、昨日のリュウはひどかった。私が声をかけても完全無視。見せ付けるようにToshiにベタベタした挙句、私を避けて縁の下にまで逃げ込む始末・・・。
・・・まさかとは思うけど 私が泊まる日だけ不穏になるってことはないだろうな、リュウ!?

徘徊
散歩から帰って、自分のベッドで一眠りしたあと、リュウの徘徊が始まりました。
どうやら寝場所を探しているようです。
布団に寝たいのかと思い、座敷に私の布団を敷いてみましたが、その上でも落ち着かず、ソファに寝てみたり、床の上の座布団に寝てみたり、また自分のベッドに寝てみたり。
時々台所へ行くので、お腹が空いているのかと思いきや、ジャーキーを与えても見向きもせず。
トイレかと思い、庭へのガラス戸を開けてやるも、庭に下りる気配はなく、ふらつく脚で、ヨタヨタと歩きまわるばかり。
横になってもすぐに起きあがり、身体が落ち着かないように見えます。
心臓の調子が悪いのかな?顔も浮腫んで見えるし・・・
心臓肥大があると、うつ伏せで寝るようになると聞いたことがあります。確かに最近はうつ伏せで寝る事が多くなってきています。でも、夕べはうつ伏せでも落ち着かないようでした。
どんな姿勢なら楽なんだろう・・・
歩いている様を見てギョッとしたのは、足元に障害物があってもそのまま無理やり突き進んでいくところ。
まだバックすることはできるようですが、晩年のクリームが見せたボケ症状とよく似ています。
また、同じ方向にぐるぐる回るようなことはないものの、台所のテーブルの周りを目的もなく1~2周して戻ってくるのも、かなり奇妙な光景でした。
なにより、何も見ていないような視線が怪しい!(^^;
うつむいて寝ている顔が、クリームとそっくりになってきたなぁ・・・と思っていた矢先のこと。
クリームの徘徊がひどくなったのは亡くなる10日ほど前からでした。やはり横になるのが辛い様子で、抱っこしてやるとやっと落ち着いて寝息を立てるような状態でした。
夜もクリームを抱きながら座椅子で寝たことを思い出し、リュウももしかしたらそれで落ち着くか?と思ったのですが、リュウはさすがにそこまでひどくはなく、最終的には私の布団の上に落ち着きました。
当時のクリームと比較すれば体力的にもまだまだ勝っているし、今すぐどうこう、ということは考えられないけど、リュウが痴呆の入り口に立とうとしていることは自覚しておかなければ・・・と思います。
体調が良くなれば、またクリアな頭に戻ってくれるのではないかと思うのですが。。。
2週間前の診察では心臓の調子もとても良く、咳をすることもなかったのですが、後脚のモタモタ感がどうも気になります。後脚がフラフラするせいか、いつもは前足で扉を叩いて「開けてちょうだい」とアピールするのが、夕べはそれもせず。
昨日の散歩で、ウンチでいきんだ後に「キャッ」と声を上げたのも心臓の黄信号のひとつです(以前、いきむことで血圧が上昇するため、と言われた)。
明日、病院に連れてって相談してみようかな。
ポケットカレンダー

1日1回、たった1錠ずつの薬なのに、どうもリュウに飲ませ忘れてしまうことがあります(母が)。
そこで、100円SHOPでこんなポケットカレンダーを買ってきてリュウの飯台の前に貼ってみたら、効果は絶大!(それでも忘れた日が1日あるけど。 ̄▽ ̄;)
カレンダーになっている、いないは関係なくて、ゴハンを用意したときに目の前に薬があるので忘れにくいだけかもしれませんね。f(^ー^;
やっぱり変?

日曜日以来のリュウとの散歩。
最初は勢い良く飛び出したものの、やっぱりイマイチ元気のないリュウでした。
ゴン子ちゃんがわざわざ門まで出てリュウの来訪を待っていてくれたというのに、一通りの挨拶を済ませたらサッサと立ち去ってしまうし…。一体どういうこと!?(@_@)いつものしつこさはどこへいってしまったの~??
散歩中もとても素直で拍子抜けです。
まぁ、そのうち体調は上向いてくると思いますが…。
私の精神安定剤
そんなときの私の特効薬はこの曲↓。
http://j-ken.com/a.php?a=618702
実際は歌入りのCDをカーステレオで聴いていくのだけれど、張り詰めていたものがトロトロに融けて、とても楽になれるのです。
去年からどれだけこの曲を繰り返し聴いてきたことか・・・

どんな理由だったか、、やっぱり気持ちがトゲトゲして荒んでいたことがありまして。
帰宅するときに通る道で、どうにも右折するのが困難な場所にさしかかったときのこと。
片側一車線の二車線道路。右折レーンはなく、時差式信号でもない。対向車は途切れなく直進してくる。右折しようとする私の後ろには長い後続車の列・・・私のイライラは頂点に達し、対向車をスゴイ形相でニラんでいたかもしれません。
すると、左折しようとしていた対向車が、パッシングをして私の車を右折させてくれたのです。
忘れもしない、それは白い軽自動車のおじさん!
おじさんにしてみれば、対向車レーンの渋滞を見ての、“ちょっとした思いやり運転”に過ぎなかったと思います。
でも、その“ちょっとした思いやり”が、その時の私にはとてつもなく嬉しく、胸に響いたのでした。
私の後ろを走っていた白軽のおじさんが、次の交差点で右折レーンに入り、直進する私の車と並んだとき、思わず深々と頭を下げてしまったほど。(笑) おじさんは気づかなかっただろうけど。
後で思えば、自分はなんと心に余裕のない状態だったことだろうか。
ちょっとした親切、些細な優しさがこんなに嬉しいものなんて、あんなに強く感じたことはありませんでした。
これはお互いさまですね。
自分のちょっとした思いやりが、誰かの気持ちを優しくできるのなら、大いにそれを実行しましょう、と思ったきっかけでした。
(そんなこといって、実際のところは対向車をニラミつけてることの方が多いかもしれないけど・・・

散歩日和
思い切ってリュウを洗おうか!と思って実家へ向かいましたが、どうも気が向かないのでドライブ&散歩に予定変更。
最初、海へ行きましたが、砂浜がテトラポットで埋まっていたため(工事中)、防波堤をちょっと歩いただけでまたまた予定変更。海風が冷たかったので、今度は山の方へ向かいました(単純!?)。
私の毎日の通勤ルートには、のんびりした田園風景が広がっています。
いつも、山裾を巡る細い農道をリュウと歩いたら楽しいだろうな~と思って眺めていました。
遮るものがないので、冬は山からの西風が強いし、夏は日差しがきつくて大変です。でも、この季節なら・・・と思い、歩いてみました。
さて問題です。リュウはどこにいるでしょう??

すっかり枯れ草の保護色に埋もれてますね~。
そしてこのあと、オシッコをするリュウに異変が!
はじめ、右後脚を上げてオシッコを始めたのですが、左後脚の踏ん張りが利かず、すぐに右脚を下ろしてしまいました。
四つん這いでオシッコするリュウ・・・

こんな光景は赤ちゃんのとき以来です!

ちょっとばかりショック。
今日シャンプーを取りやめたのも、実はリュウがいつもよりちょっと元気がないように見えたからなのですが・・・体調がイマひとつなのかな?それとも、これからちょくちょくこういう事があって、だんだんとオシッコするにも支えが必要になってくるのかな。
ここ数日、姉も両親も、リュウがボーっとしてると口を揃えていたし、私自身もちょっと大人しいリュウが気になっていました。急に暖かくなったので、身体が季候の変化についていけないのかもしれません。
折りしも昨日はクリームの命日。
クリームの容態がバタバタ変化したのがちょうどこの時季だっただけに、うららかな春の訪れも手放しで喜べない気持ちがどこかにあります。
それでも、今日の散歩はとても気持ちが良かった!
車も人も通らないのんびりとした田舎道を、草の匂いをかぎながらゆっくりゆっくりリュウのペースで歩く・・・・こんな散歩が大好きです。
マリンも誘ってあげたかったけど、やっぱり今日はリュウだけの散歩にして正解でした。
来年の今頃も同じようにしてのんびりと歩いていられるといいな。
リュウと一緒に歩いてみたい道はまだまだいっぱいあるんだから。
犬映画
へそ曲がりな私は、“泣かせてやろう”的なストーリーが苦手だったり、動物の演技力の方にばっかり目がいってしまったりするので(^^;普段あまり動物モノは見ません。
でも、この映画は「ロッキー山脈に住む実際の狩人と橇犬たちの生活を映画化」と紹介されていて、つくり物的な匂いがしなかったので、ちょっと手を伸ばしてみました。
映画は淡々と、彼らの日常に大小の事件を織り交ぜながら進んでいきます。
ハラハラドキドキのシーンや、犬の賢さや、飼い主との絆の深さには心が動かされますが、お涙ちょうだい的な演出はなし。だからこそのリアリティーかな。
主人公と犬との関わり方の描写が多少物足りなく感じたけど(もう少し触れ合っているシーンを見たかった気も・・・)、テーマは「犬」に限定したものではなくて、ロッキーの大自然とその中で自分自身も自然の一部として生きる狩人の姿なので仕方ないですね。
とにもかくにも、自然が作り出す風景と、その中で生きる動物たちの映像が見事でした。
できるなら、大きなスクリーンで見たかった!
実際にあったエピソードを再現するため、犬たちには敢えて危険を強いているのが辛いところでしたが・・・ 橇犬のハスキー犬たちの逞しさには感動です。シビレました!
近代的な道具に頼らず、昔ながらの手作りの道具、方法で暮らしている狩人の生活ぶりも興味深いものがありました。
ずっと繰り返し流していたいような、美しい映像です。
リュウ失踪事件勃発
夕べに限って携帯を職場に忘れて帰った私は、全てを今朝になって知らされました。
事件が起こったのは夕べの20時前。
リュウと散歩をしていた母が、リュウのリードを離したのです。しかも故意に。
リュウのワガママがあまりにひどくて、「だったら勝手にしなさい!」と放したら、これ幸い♪とばかりに今来た道をひた走って行ってしまったとのこと。ボーゼンとする母。。。
いつもは、リードを放すと慌てて母の後を追うので、そのつもりだった、、、と母は弁明しますが、わざとリードを離すなんてとんでもない!!!
ましてや、最近とみに元気で、毎日彼女のゴン子ちゃんに会いに行こうとしているようなリュウですから、どこへ飛んでいくかわかりません。(リュウを老犬と侮るなかれ・・・)
幸い、あたりは田んぼと車のほとんど通らない住宅街。どこかの家で犬が鳴いているので、リュウがそこにいるのだろうと当りをつけて行ってみるも、辺りが暗くてわからず。
とりあえず応援を頼もうと母が家に戻ったのが20時過ぎでした。
私の携帯の実家からの着信履歴は20:07
そのころ私は、患者さんの家へ配達をしていて、そのまま帰途につくところでした。途中、携帯を忘れたことに気づきましたが、夜、電話がくることなんて滅多にないので、そのまま自宅へ帰ることに。
一方、私に繋がらない母は、まだ職場にいるであろう父に連絡。しかし、ここも通じず、車で10分のところに住む姉へ連絡し、応援を頼みます。
姉からの「リュウ行方不明」のメールが私の携帯に入っていたのが20:14。
もちろん私はそんなこと知る由もなし・・・その頃は100円ショップをウロウロしてましたョ。
その直後、父が帰ってきたので、母と二人で手分けして捜索へでかけることに。
そして、母が1軒となりの角を曲がろうとしたところで、緊張した面持ちで歩いてきたリュウとバッタリ遭遇!!
20:26姉から「リュウ帰って来た」のメールが入っていました。
30分余りでリュウが無事に帰ってきたから、こうして笑っていられますが、もし行方不明のままだったら、今日うちの店は休業していたかもしれません・・・。

そして、もし私の携帯が繋がっていたら、母はどれだけ叱られていたことか・・!
リュウも反省していたのか、いつもはそんなことしないのに、夕べソファでTVを見ている父の手をペロペロ舐めていたそうです。
「リュウが言うことをきかない時は抱っこをする」、これが原則。抱っこしても暴れることもあるけれど、大抵は抱っこして身体を揺すっているうちに気持ちが落ち着いてきて、聞き分けが出てくるものです。
リュウが我がままなのは体調が良い証拠ではあるんですけども・・・・。
そして、今回のもうひとつの教訓:どんなときでも

・・・みんな、私が何の反応も示さないのを訝しく思っていたそうです。

いぬのきもち4月号
「いぬのきもち」は創刊当時1年くらい購読していましたが、読みきれないのでストップしていました。
今回は、「サークル・マムさん」が同誌の取材を受けたと聞いたので、急遽注文しました。これは永久保存版です!!
「犬のために何ができるのだろうか」という特集ページに全5ページ。
25年に渡るマムさんの保護・譲渡活動に、記事を読んで改めて頭の下がる思いです。
そして、ネットでお馴染みのワンちゃん、ボランティアさんたちがたくさん登場していて、なんだか嬉しくて仕方がない!!(笑)いつも見ているワンちゃんたちも、プロのカメラマンの手にかかると、どこぞのモデル犬みたいになっちゃうから不思議ですね。
解体現場から救出された6わんこや押入れ族のわんこたちの話には、特に衝撃を受ける読者も少なくないんじゃないかな?
書店では手に入らないこの雑誌をわざわざ講読している飼い主さんたちだから、恐らく犬に対する関心は並々ならぬものがあるはず。それでも昨今のペットブームでは、光のあたる部分しか目に入りにくいから、こんな陰の部分にも目を向ける良いきっかけにになるのではないかと思います。
何事も、まずは「知ること」からですもんね。
雑誌でもTVでも、もっともっとペットブームの陰の部分を取り上げて欲しいものです。
そうしなければ、いつまでも日本はペット後進国の状態から抜け出せないのではないかな。
久々ドライブ散歩
チャッピーも来ていることだし、リュウの定期診察が終わったら、みんなで遊びに行きましょう♪ということに。
リュウ、マリン、チャッピー、姪っこ、Toshi、私といつものメンバーで、行き先は2つ隣のI市にある旭山公園です。
いつもは犬2匹、人間3人で私のインプレッサの前後部座席にギュウギュウ詰めでいくのですが、チャッピーが加わるとさすがにそれは無理。
それで今回は、思い切って後部座席の背もたれ半分を倒して、トランク~後部座席半分を犬用エリアに解放することにしました。
トランクいっぱいに詰まったリュウの家財道具やどうでもいい荷物を全部取り出してみたら、あらら、こんなに広かったのね!とビックリ。
これなら今後、甥っ子を加えた人間4人でも対応できるかもしれません。(今までは車2台に分乗していた)
そんな発見をしつつ、朝日山公園到着。
ここから先はマリンのブログへ・・・(手抜き??^^;)