会津へ
東北自動車道を黒磯板室ICまで南下し、「軍鶏ラーメン美幸」の軍鶏ラーメンで昼食。
その後、塩原温泉を抜け、121号線で会津へ入りました。
最初の目的地、「前沢の曲家集落」。
曲家は「¬型」をした家屋で、出っ張りの部分に厩(うまや)があります。
雪が深かったり、冬の寒さが厳しいために、馬を屋内で飼っていたのですね。
以前、岩手県の遠野地方でも曲家を見学したことがあります。
そちらはとても大きなお宅で、馬も何頭か飼われていたのでしたが、今回の集落は普通の民家で厩は1頭分だけ。それだけに、より人と馬との密接な関係が伺いしれる感じでした。さすがに今は馬を飼っているお宅はないですが。
前沢集落には曲家家屋が十数軒あります。
明治40年に集落全てを焼く火災があり、越後の大工集団が一度に家々を再建したため、似通った景観の家々が建つことになったそうです。
山から引かれた清水は
家々で利用され、さらに下流では水車を回していました。
すすき野原とそば畑
この日は芦ノ牧温泉に宿泊しました。
小学校の修学旅行で泊まって以来30年ぶりです。修学旅行で泊まったホテルも健在でした。
翌朝は「塔のへつり」へ。
「阿賀川が浸食と風化を繰り返してできた奇跡の景観」と観光案内にはあります。
岩の下の方に筋が見えると思いますが、そこを歩くことを「へつり歩き」というのだそうです。
これがスリル満点!昔は端まで歩けたようですが、土砂崩れがあったようで、我々が歩けたのは吊り橋を渡った先の一部分だけでした。
この後、会津若松市内へ入り、家老であった西郷氏の武家屋敷を見学。ここで数年前の大河ドラマ「新撰組!」の撮影でも行われたとのこと。
さらに新撰組ファンのToshiの意向で、同じく東山にある天寧寺にある近藤勇のお墓をお参りしました。
土方歳三が人目を避けて建てたお墓とのことで、お寺の裏の山道をしばらく登ったところにあります。運動不足が祟って息が上がっている私の脇を60代半ばのおじさんがスイスイ抜かしていきました。ショック!
最後は巨木見学。詳しくは別枠で(笑)